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君は生き延びることができるか

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初めての手術を機に日記をつけ始めました。手術日記からスタートして、退院後はガンプラ、野球など好きなことを思いつくままに記しています。

胆嚢を取ることにした-前編-

まずは胆嚢摘出手術を決心するまでの経緯を書いておこうと思う。
私の胆嚢の異常が発覚したのは確か2000年だったと思う。尿路結石でとある外科病院に緊急入院したときである。尿路結石そのものは5日ほどの入院ですんだ。石が尿と一緒に排出されたわけでもないのに痛みがなくなったため、まあいいやということで退院したのだが、そのときの検査で胆嚢にポリープを見つけられてしまったのだ。先生は経過観察しましようってな感じで笑ってたので、私も特に気にはせず日常生活に戻っていったのだった。
その後何事もなく過ぎ2004年2月、ついに原因不明の腹痛が始まった。特にカップ焼きそばや酒を飲むと胃痛のようにちくちく痛んだ。痛む場所が右あばらの下あたりだったので、もしかして例のポリープが原因ではと疑っていた。しかし大学病院でみてもらったところ胆嚢に8mmほどの大きなポリープはあるが、それが痛みの原因とは考えにくいと言われた。5年前のポリープの大きさが不明なので、ポリープが巨大化したかどうかがわからないのが残念なところ。巨大化していると癌を疑うことになる。とりあえず有名な大学病院なので、その診断結果を信じて経過観察することにした。
さてさらに1年後の2005年2月。痛みが徐々に大きく感じられるようになった。胆嚢ポリープがあるということを常に意識しているため余計に痛みを感じるのかもしれない。仕事柄健康診断もろくにやってなかったので、悪いところをすべて見つけてもらおうというつもりで、仕事場に近い人間ドック専門の病院を訪ねた。結果はコレステロール値とビリルビン値が高く、胆嚢にポリープがあり脂肪肝だが「食事と運動に気をつけて経過観察してください」だった。胆嚢ポリープの数は増えているようだ。結局腹痛の原因についてはわからずじまい。後で調べて判ったことだが、ビリルビンが高いってのは胆石もしくは胆嚢ポリープなどによって胆汁の流れが悪くなると起きるものでひどくなると黄疸になるらしい。その知識があれば痛みは胆石等ではないのかと容易に推測できたが、そのころはそんな知識もなかったので、あ、高いんだ程度にしか思っていなかった。でも、大学病院といい、ここの人間ドックといい、何で専門家でも原因を特定できないのかわからない。医者ってその程度なのかとちょっと失望している。
まあ、そんなこんなで再び経過観察となったわけだが、脂肪肝とコレステロール値の方も気になったので、その日からダイエットを始めることにした。野菜中心で脂肪が少なくカロリーが低いものばかり食べた。そして1ヶ月で5kgの減量に成功したのだった。(中編へ続く)
by MSN-100Y | 2006-02-01 23:38 | 健康

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